2012年6月24日日曜日

香港へ留学するメリット

アジアへの留学も選択肢に入れてほしいというこのブログのスタンスとして、まず香港へ留学するメリット、デメリットを考えたいと思います。ただし、アジアといっても東南アジア、南アジア、中央アジア、東アジアと、とてつもなく広いのでここでは、まず現実的に考えて多くの日本の大学から留学できる国(中国、台湾、香港、シンガポール、韓国)をここではアジアとして考えます。そして、香港への留学について少し掘り下げたいと思います。まずは香港に留学するメリットを考えたいと思います。

香港に留学するメリットとしてまず4つが挙げられます。
・英語で授業&中国語も学べる
・経済とくに金融系の科目が充実している
・大学生のレベルが高い
・生活費が安い(これは香港中文大の話)

まず、語学面では、基本的に大学の授業は英語で行われます。香港大学の場合はほぼすべての科目が英語での授業、香港中文大学では、経済系の科目なら8〜9割、その他は6〜7割が英語での授業です。それに加えて、中国語の授業(中国語を中国語で学ぶ)が充実しています。ローカルの学生(ここでは香港人と中国人)の英語は、ネイティブ並みでないにしろしっかりと英語で議論できるレベルで総じてかなり高いレベルだと思います(発音に関しては。。。。って感じです。人のこと言えないけど)。
次に、金融・ビジネスの科目が充実していてレベルが高いです。なぜなら香港は金融都市として発達しているので、大学はその人材育成の場にもなっているから。実際に金融系の科目をとってみると、教科書がMBAで使われるものだったりとビジネス色が強い感じを受けました。逆に、日本で言う教養科目がほとんどなく、1年生からいきなり財務会計が社会科学系の学部生の必修科目になってたりとかしています。
そして、香港の学生はレベルが高いです。これは、東アジア共通で、国や家族が教育に熱心という理由もありますが、香港には別の理由があります。それは、大学の数が少ないからです。人口が700万人なのにも関わらず大学の数が両手で数えられるくらいしかありません。また大陸(ここでは香港と中国を別々として扱っています。大陸とは中国のことです)からの学生も積極的に受け入れているので、エリート学生が大学に集まってきます。なのでレベルの高い学生とともに勉強ができ、切磋琢磨できる環境があります。
最後に、生活費が安いと書きましたが、これは、香港中文大学に限った話です。香港中文大学は、香港の中心から離れた山の中にあるため、寮が完備されており、そこの寮に入るのにも政府からの補助が出るので、月に1万円という格安で住めるのです。また食費も1食節約すれば200円以下で食べれますし、ジムも1年間100円で使い放題です。僕の場合は、香港に留学していた時のほうが、東京にいたときよりも生活費は安く済みました。

メリットは4つと言いながら最後にいい忘れていたメリットがありました。それは、中国、東南アジアの旅行が行きやすいということです。実際、僕自身は中国(雲南)と、東南アジア(ミャンマー、ラオス、カンボジア、タイ、マレーシア、シンガポール)に留学中行って来ました。旅行が行きやすい最大の理由は、AirAsiaやJetstarと行ったLCC航空会社があり、航空代安いことが挙げられます。中国へは陸続きなので、時間さえあれば安く行く事ができます。

以上が香港に留学するメリットです。

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